カレーピラフのレシピの中で大きく分かれるポイントは、カレールーを使うのかカレー粉を使うのかってところだろうね。
以前ドライカレーのレシピで書いたけど、カレーチャーハンやカレーピラフと呼ばれるものは、ドライカレーとは別物の料理。
カレーピラフのレシピっていろいろ出回っているけれど、一般的にチャーハンと同じように溶き卵にごはんを混ぜて炒めるタイプの場合は、カレー粉で味付けしたほうが作りやすい。
この作り方のタイプをカレーチャーハンとすると、カレールーを使ったほうがカレーピラフって名前に合いそうだよね。基本的にピラフっていうのは、たまごを使わないでしょ。
元々ピラフの正しいレシピって言うのは、洋風の炊き込みご飯みたいなものだからね。バターとかを入れて脂を使った炊き込みご飯みたいな感じかな。
だけど通常はピラフって言うと、たまごを使わないでフライパンで炒めたごはん。そういった感じで洋食屋さんでも出てくるでしょ。
だからカレーピラフのレシピも、卵を使わないで炒めたカレー味のご飯といったところが正解になりそう。だけど卵を使わないと、フライパンにくっつきやすくなるんだよね。
なのでカレーピラフを作る時には、最初に材料となるひき肉やタマネギを炒めたら、細かく刻んだカレールーを先に入れるのがポイント。
それとカレーピラフの作り方の肝ともいえるのは、味付けをカレールーに頼りすぎないこと。コレはカレー粉を使ったカレーチャーハンにもいえることだよ。
基本的にカレーピラフのレシピって言うと、いろいろなスパイス云々考えがちだけど、そうじゃないんだ。大切なのは塩コショウでちゃんと下味をつけること。
だからカレーピラフも材料を炒めてカレールーを入れるときには、少なめに入れて塩コショウをちゃんと使うこと。それでルーが溶けたらご飯を入れて暖める程度に炒めれば完成。
自宅でカレーを作るとわかるけど、カレーのルーはものすごく脂分が多いでしょ。だからご飯を入れる前にフライパンの上で溶けてくれると、ごはんがくっつかなくて済むんだよ。
もっとも最近はテフロン加工のフライパンが多いけど、ご飯にムラなく味をいきわたらすためにも、カレールーを先入れするのがカレーピラフレシピの最大のポイントかな。
もしもカレー粉で作りたい時にも、味付けに要注意。あくまでもカレー粉は風味付けと、軽く辛さを出す程度で充分だからね。それとフライパンにくっつきやすくなるから、卵を使ってカレーチャーハンとして作ると簡単だよ。
カレーを作る時にルーをひとかけらとって置けば、後日カレーピラフ作りに使えるからね。一つの材料で2つの料理に使えるから便利だよ。
たいていの炒め系の料理って言うのは、塩コショウがベースでその先にあるのが醤油、ソース、ケチャップ、カレーだったりするわけ