豆ホビーって言うのが、いま中高年男性を中心に大人気なんだってね。豆ホビーっていうのは、本来の品物を豆サイズにして楽しむ趣味の事。
豆ホビーの特徴は小さくても本格的なところで、ちゃんと本来の機能が付いていること。いわゆるミニチュアだけど、ちゃんとオリジナルと同じ機能があるのが特徴なんだ。
豆ホビーが中高年男性を中心に人気になっているのは、なんといっても狭い部屋でも楽しめること。豆ヘリコプターの「HoneyBee」だったら6畳の部屋でも出来るから、本格的なラジコン操作が楽しめちゃう。父の日のプレゼントにもいいかもね。
他にも豆ホビーにはZJゲージっていう豆鉄シリーズがあって、縮尺率は220分の1。Nゲージよりも一回り小さくて、ちゃんとモーター付きの車両があるので走らせることが可能。だけど箱を開けるまで何が入っているか分からないので、モーター付き車両を引き当てないと走らないって事だね。
豆ホビーブームのきっかけは、一度発売されて停止になったコーヒーサイフォンの「ミニフォン」みたい。飾って楽しむミニチュアサイフォンなんだけど、ちゃんと機能があるのでひとり分のコーヒーを入れられる。
他にも自動演奏つきのピアノ「グランドピアニスト」や豆コミックといわれる、小さな漫画本も豆ホビーとして人気が湧き上がってる。
あるときはラジコンヘリコプターの操縦をを楽しみ、あるときは豆鉄の動きを楽しむ。あるいは豆コミックで懐かしの「ブラックジャック」「どろろ」「デビルマン」「タイガーマスク」を読みながら、ミニフォンでいれたコーヒーを飲む。「グランドピアニスト」の演奏がバックに流れてる。
豆ホビーが定着してくると、広い家や部屋がなくっても充分に趣味の時間を楽しむことが出来る。これからは中高年男性だけじゃなくても、狭い日本の家屋にぴったりだからどんどん広がっていきそうだよね。