ミニクーパーも今ではBMW製になって、さすがBMWといった感じで進化したエンジンが搭載されているよね。ターボもあるし、自然吸気エンジンにはバルブトロニックも搭載されてる。
ミニクーパーがBMW製になった当時は、ローバー時代のミニファンはあまり喜んでいなかったよね。デカすぎるとか、ミニはイギリスの車だとかね。
確かにローバーの頃のミニクーパーは、白い屋根にユニオンジャックのペイントとか、イギリスの名車っていうイメージが強かった。
それが今ではBMW製になって、ミニクーパーもいつしかドイツ車。でもドイツ車っていい味を出していて、いかにも機械的な感じが好きなんだよね。
だからミニクーパーもBMW製になって、新たな進化を遂げたことには賛成だな。もともとminiは何十年も基本の形が変わらないで、それでも作り続けられていたんだよね。
たいていの車がモデルチェンジして、特に日本車だと名前は同じでも全然スタイルが違う車も多い中、ずっと同じ形で作られていたのが、ローバー時代のミニ。
当時のミニクーパーは形は古くても人気があったし、見た目以上に中が広くて結構山道とかは早かった。さすがに高速ではちょっときつかったけど、運転が楽しい車だったんだよね。
BMWもミニの姿かたちを大きく変えないのは継承しているようで、今発売中のMINIクーパーSも先代と殆どデザインは同じで、エンジンや足回りを熟成させてるだけ。
ミニクーパーがBMW製になっても、一度決めたスタイルを大きく崩さない伝統は継承されているのは、古くからのファンも嬉しいんじゃないかな。
ミニクーパーを作るBMWは高級車メーカーでもあるし、ドイツ車としてはベンツと並ぶ存在。F1にエンジンを供給したり、直列6気筒エンジンはシルキーシックスと呼ばれる逸品。
当然エンジン屋と呼ばれるBMWだけあって、MINIクーパーSの仕上がりはさすがといったところ。ターボ付きのモデルでも、殆どターボラグはないし燃費も上々。
日本車でもヴィッツやマーチにフィット等があるけど、コンパクトカーは燃費に振る傾向が高くて、スポーツモデルは少ないのが現状。
BMW製のミニクーパーならば、コンパクトカーにスポーティーな走りを求める人を、きっと満足にする魅了があると思うな。
BMWになったMINIクーパーには、これからも正常進化を遂げて欲しいし、日本の狭い道にはぴったりのスポーツカーと言えそうだよね。