プロ野球の復刻版ユニホームを、交流戦や夏休みに使用するチームが増えているよね。でも一体何を目指しているのだろうかって言うのが、凄く気になるでしょ。
いまプロ野球界が一番抱えている問題は、なんと言っても人気の低迷。サッカーのワールドカップのように、常に4年ごとに目標があるわけじゃないでしょ。
一応WBCがあって王ジャパンが日本一になったけど、その後の大会が開かれたわけじゃなく、結局あの優勝した話題も何処へやら。
そこでプロ野球界が復刻版ユニホームの採用に乗り出したのは、古いファンの再獲得が第一の目標のはず。それと交流戦で使うことで、全国的なアピールも出来るでしょ。
夏休みにも復刻版ユニホームを使用するチームがあるのは、子供達を球場に連れて行くお父さん達に対するアピールだと思うんだ。
最近は野球もどんどんトッププレーヤーがメジャーに行くし、サッカーやゴルフも楽しいからなぁ。なんていう人たちに、昔懐かしいユニホーム姿でアピールすることも、復刻版ユニホームを着る意味の一つにあるんじゃないかな。
確かにオールドファンの人たちにとっては、あの頃のユニホームの方がカッコ良かった。復刻版のユニホームを見て、当時を懐かしむ人もきっと多いだろうからね。
それに小学生くらいの子供達に対しては、昔はこのデザインのユニホームを着て。そう言って大好きだった選手の話しとかで盛り上がれば、プロ野球ファンそのものの再獲得も可能。
最近は3丁目の夕日が映画化されたりした影響からか、また徐々にレトロブームが起こっている感じでしょ。だからプロ野球界もそういった流れを察知して、復刻版のユニホームを取り入れたんじゃないかなぁ。
それにファッションの世界っていうのは常に繰り返しなので、野球のユニホームにしても古いデザインが受けたりするんだろうね。
すでにメジャーリーグではこういった復刻版ユニホームの着用は広まっているらしくて、日本にもその波が上陸したってことだろうね。
いずれにしてもこの復刻版ユニホームの着用が、プロ野球全体の人気アップに繋がればいいよね。それこそが復刻版ユニホームの目指すものだといえそうな気がするんだけどね。